
こんにちは。
つなまるファミリーの父、ひさまるです。

このシリーズでは、不動産売却を検討している皆さんに、基本的な用語や考え方を、堅実に、でも分かりやすくお伝えしています。
第4回の今回は、「建物」について。
普段何気なく使っているこの言葉ですが、実は売却を考えるうえでも、非常に重要な意味と価値が詰まっているんです。
一緒にじっくり、理解を深めていきましょう。
目次
■「建物」って、どんなものを指すのか
まずは定義から。
「建物」とは、居住や商用など、一定の目的を持って建てられた構造物のことを指します。
たとえば──
- 家族が暮らす一戸建て住宅
- 収益を生むアパートやマンション
- 商売の拠点となる店舗・事務所
- 倉庫や車庫などの附属建物
これらはすべて「建物」です。
つまり「建物=生活や営みが存在する場所」と言い換えてもよいかもしれません。
家とは、単なる箱ではありません。
人生の節目を刻んだ場所。
家族の記憶が染み込んだ空間です。
だからこそ、建物を売るというのは、思い出と向き合い、次のステージへ進む一歩でもあるんですね。
■「建物」と「土地」のちがい
不動産売却においては、「建物」と「土地」は分けて考えることが基本です。
簡単に言えば──
- 「土地」は地面そのもの
- 「建物」は、その上に建っている構造物
この2つを合わせて「不動産」と呼びます。
たとえば、ご自宅を売るときには、
「土地+建物一式」を売るパターンが多いですが、
中には「建物だけを解体して更地にする」こともあります。
この判断をどうするかが、売却の成否を分けることもあるんです。
■「建物の状態」が売却価格を左右する
建物の売却においては、状態の良し悪しがとても大切です。
査定のときには──
- 築年数
- 劣化状況(外壁・屋根・設備など)
- 修繕・リフォームの履歴
- 建築基準への適合性
こういった点がチェックされます。
築20年を超えていても、丁寧に使われていて、定期的なメンテナンスがされていれば、十分に評価されるケースも少なくありません。
逆に、修繕歴がなく老朽化が進んでいると、建物に価値をつけるのが難しくなり、土地値のみでの評価になることもあります。
■建物の売却には「記録」がカギになる
ここで、ひとつの提案です。
もし建物の売却を視野に入れているなら、これまでの修繕やリフォーム履歴を、ぜひ整理しておいてください。
✅ 外壁塗装をした時期
✅ 給湯器やキッチンの入れ替え
✅ 屋根の修理、白アリ対策など
こうした記録は、買主にとっての「安心材料」になります。
売主にとっても、「きちんと管理してきた」という信頼の証になるんですね。
ちなみに、写真が残っているとさらに効果的です。
売却時の資料に活かすことができますよ。
■「古い建物」は本当に壊すべきなのか?
築年数が古いと、「もう壊して更地にしたほうがいいかな…」と考える方も多いです。
たしかに、新築用地として土地だけを売るほうが、需要が高いエリアもあります。
でも、「古民家」「リノベーション希望者」「DIY好きの購入層」など、古い建物に価値を見出す方もいるのです。
築年数だけで判断せず、まずは専門家に相談してから決めるのが、堅実な選択といえるでしょう。
■「家を売る」という決断に寄り添いたい
建物を売るというのは、
ただの構造物を手放すことではありません。
- 家族の歴史をまとめる作業
- 自分自身と向き合う時間
- 新しい人生への準備
そうした「心の整理」が伴うものです。
私たちは、そのプロセスにも寄り添う不動産会社でありたいと考えています。
不安もあるでしょう。
でも、ひとつひとつ整理すれば、きっと前に進めます。
■ひさまるまとめ
✔ 建物とは、生活や仕事のために建てられた構造物
✔ 建物と土地はセットだが、別々に価値がある
✔ 売却時は建物の状態・修繕履歴が大切
✔ 古い建物でも、活かせる可能性がある
✔ 売却は“人生の一区切り”として丁寧に向き合おう
🏡「この家、そろそろ手放す時かな…」
🌱「今の建物、どのくらいの価値があるんだろう?」
そう感じたら、まずはお気軽にご相談ください。
一歩ずつ、着実に。
あなたの建物が、新しい誰かの未来につながるよう、しっかりとサポートします。
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