
ふぉふぉふぉ…今日も静かでええ天気じゃのう。
わしは、つなまるのじいちゃん、かねぞうじゃ。釣りが好きでの、風の音や小川のせせらぎに耳をすませるのが何よりの楽しみなんじゃ。

…じゃがの、今日はちょっと風向きを変えて、
「媒介契約(ばいかいけいやく)」っちゅう、ちと耳慣れん言葉について、
ゆっくりとお話ししてみようかの。
おぬしが、そろそろ家を手放そうかのう…と考えはじめたときに、きっと出てくる言葉じゃよ。
目次
■媒介契約とはなんじゃ?
ずばり言うと、「売主が不動産会社に、“売るのを手伝ってくだされ”とお願いするための契約」のことじゃ。
つまりこういうことじゃ:
「この家を売りたいんじゃが、買ってくれる人を探してくれんかの?」
「おう、引き受けましたぞ」
…という関係を、ちゃんと書面にしてお互いに確認するんじゃな。
それが「媒介契約」なんじゃよ。
■釣りで言えばの…
ほれ、わしがよく言うじゃろ?
「ええ魚を釣りたければ、ええ釣り人に任せるのが一番」ってのう。
不動産も同じでな、
「誰かに売ってもらいたい」なら、信頼できるプロ(=不動産会社)に“仕掛け”を任せるのが筋じゃ。
でも、そのときに「口約束」だけじゃ、あとあとややこしいことになる。
だから、「いつから」「どんな条件で」「どこまでしてくれるのか」を、しっかり決める必要があるんじゃよ。
■媒介契約には、種類があるんじゃ
媒介契約にはの、3つの種類があってな、それぞれ特徴が違うんじゃ。
① 専属専任媒介契約
→ 一社だけに任せる契約。しかも、売主が自分で見つけた買主に売るのもNG。
じゃが、そのぶん手厚く動いてくれるぞい。
② 専任媒介契約
→ これも一社だけに任せるけど、もし自分で買主を見つけたら売るのもOK。
報告も週一回じゃから、バランスがええの。
③ 一般媒介契約
→ いくつかの不動産会社に同時にお願いできる契約じゃ。
でも、報告義務はないし、あまり積極的に動いてくれんこともあるのう。
おぬしの状況に合わせて、どの契約が合うかを相談してみるのがよいぞ。
■媒介契約を結ぶと、何が始まるのかの?
媒介契約を交わしたらの、いよいよ本格的に「売却活動」が始まるんじゃ。
・チラシやネットでの広告
・レインズ(不動産流通機構)への登録
・買主さんとの内覧日程の調整
・価格交渉や条件の取りまとめ
…ほれ、釣りで言うならば、「エサを投げて、じっと待つ」そんな段階に入るんじゃ。
でも、ひとりでじっと待っておるわけじゃない。
プロの仲介人が、じょうずに買主さんとのご縁をつないでくれるんじゃ。
■媒介契約の注意点じゃぞ
ふぉふぉ、ここまで来たら、じいちゃんからのひとこと忠告も聞いておくれ。
媒介契約には、
- 契約期間(3か月が一般的じゃ)
- 報酬(仲介手数料)の上限
- 広告の範囲や方法
など、きちんと確認しておかねばならんことがあるんじゃ。
わからないことがあったら、遠慮せずに「ここ、もう一度教えてくだされ」と聞くことじゃぞ。
その姿勢が、よい売却につながるんじゃからな。
■かねぞうのまとめじゃぞ
✔ 媒介契約は、不動産会社に「売却をお願いします」と正式に頼む契約のことじゃ
✔ 専属専任・専任・一般の3種類がある。状況によって使い分けじゃ
✔ 契約後は、広告・案内・交渉までプロが全面サポート
✔ 契約内容はきちんと確認して、納得のうえで進めるんじゃ
家を売る、というのは、人生のひとつの節目じゃ。
だからこそ、ちゃんと信頼できる人に任せて、落ち着いて進めることが大切なんじゃ。
静かに、でも着実に。
おぬしの新しい一歩が、よい出会いにつながることを、
この川のほとりから、そっと応援しておるぞ。
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