
こんにちは。
つなまるファミリーの父、ひさまるです。

今回お伝えするのは、「専任媒介契約」という不動産売却における契約の形式について。
初めての売却を考えている方にとっては、なじみのない言葉かもしれませんが、
とても重要な選択肢のひとつです。
ひとことで言えば、不動産会社に“ひとすじ”でお願いする契約。
その背景やメリット、注意点まで、順を追ってお話ししましょう。
目次
■専任媒介契約とは?
「専任媒介契約」とは、売主が1社の不動産会社のみに売却を依頼する契約形式のことです。
たとえば、家を売ろうと考えたとき、複数の不動産会社に同時にお願いすることもできます(これを「一般媒介契約」と言います)。
でも専任媒介契約は、**「あなたの会社だけにお任せします」**と、信頼して一社に依頼するスタイルです。
もちろん、不動産会社にとっては責任重大ですが、そのぶん、売主にとっても安心感のあるパートナーシップが築けるのです。
■専任媒介のメリット
さて、「なぜ専任にするのか?」。
それには、次のようなメリットがあります。
1. 情報の整理と一本化
複数の会社に任せていると、情報のズレや対応のバラつきが起きやすくなります。
専任にすれば、売却活動の窓口が一本化され、買主側への説明もスムーズ。
伝達ミスやトラブルのリスクも減ります。
2. 販売活動に力を入れてもらえる
1社に絞ってもらえれば、不動産会社も全力投球しやすくなります。
広告の出稿、物件の魅せ方、内覧対応…すべてに対して「本気」で取り組んでもらえるわけです。
3. 売主自身で見つけた買主に売ることもできる
専任媒介契約は、「専属専任媒介契約」と違って、売主が自力で買主を見つけた場合、直接契約を結ぶことも可能です(手数料の取り扱いは契約内容により異なります)。
つまり、自由度と信頼性のバランスが取れた契約形式といえます。
■契約期間と義務
専任媒介契約には、以下のようなルールがあります。
- 契約期間は最長3か月間(更新可能)
- 不動産会社には、販売活動状況を“1週間に1回以上”報告する義務
- 不動産流通機構(レインズ)への登録義務(7日以内)
これにより、売主は「今どんな動きがあるのか」「内覧希望はあったのか」など、
逐一報告を受けられ、安心して売却を進めることができます。
■こんな方におすすめです
専任媒介契約は、次のような方に向いています。
- 初めての売却で、不動産会社としっかり連携したい
- 書類や手続きが不安なので、ひとつの窓口でまとめたい
- 売却スケジュールにある程度の余裕がある
- 信頼できる会社とじっくり売却を進めたい
焦って売るのではなく、**“確実に売るための道を整えたい”**という方には、専任媒介はとても相性の良い方法です。
■ひさまるのアドバイス
不動産の売却は、たった一度きりの大きな決断になることも少なくありません。
だからこそ、**「誰に任せるか」ではなく「どんな関係で任せるか」**が大切だと、私は思います。
専任媒介契約は、売主と不動産会社が“チーム”になって売却を進めていく関係です。
あなたの大切な資産を、信頼できるパートナーとともに、丁寧に次の方へつないでいきましょう。
■ひさまるまとめ
✔ 専任媒介契約とは、不動産会社1社に売却を任せる契約形式
✔ 販売活動が集中し、情報の整理・対応がスムーズになる
✔ 売主が見つけた買主に直接売ることも可能(自由度あり)
✔ 契約期間や報告義務など、売主にとって安心の仕組み
✔ 信頼関係を重視して売却を進めたい方におすすめ
迷ったときは、一度相談してみてください。
今が売り時かどうか、専任が合っているかどうか、
私たちが丁寧にお話を伺いながら、一緒に考えさせていただきます。
「売る」という行為の先には、必ず「つなぐ」未来があります。
その一歩を、確実なかたちで進めていきましょう。
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