
ほほぅ……今日もええ風が吹いておる。
つなまるのじぃじ かねぞうじゃ。

こんな日はのう、釣り糸を垂らして川の音でも聞いとると、心がすぅっと整うもんじゃ。
……じゃが、今日は魚の話ではなく、不動産の話を少しのんびり語らせてもらおうかの。
さて今回のテーマは「頭金(あたまきん)」じゃ。
■頭金とは、いったいなんじゃ?
簡単に言うとじゃな、
家や土地などの不動産を買うときに、ローンを使わずに“最初に自分のお金で払う部分”のことじゃ。
たとえば、3,000万円の家を買うとして、
500万円を自分のお金(自己資金)で払い、残り2,500万円を住宅ローンで借りる。
この最初に払った500万円が、「頭金」なんじゃな。
釣りで言うなら、仕掛けを準備して、ええエサをつけて、「今日は本気じゃぞ」って気持ちを見せる……
そんな最初のひと投げみたいなもんじゃな。
■買主にとっての「覚悟」、売主にとっての「安心」
この頭金というやつは、買主にとっては「買う覚悟」の表れじゃ。
そしてのう、売主──つまり物件を売るおぬしのような人にとっては、
「この人、本当に買ってくれるんじゃな」と確認できる、安心材料でもあるんじゃ。
わしもむかし、不動産を売ったことがあってのう。
「頭金いくら入れてもらえるんですか?」と聞いたときに、
相手の顔つきがぐっと引き締まっての、「500万円入れます」と言われたときは、
「よし、この人に託そう」と思ったもんじゃ。
■頭金の相場はどれくらいなんじゃ?
頭金の額は、だいたい物件価格の1〜2割程度が目安じゃな。
・2,000万円の物件なら、200万〜400万円
・3,500万円なら、350万〜700万円
もちろん、買主の資金状況によって変わるが、
頭金が多いほど、住宅ローンの借入額が減って、
月々の返済も楽になるんじゃ。
つまり、頭金がしっかり用意されている買主さんは、
ローン審査も通りやすくて、安心感のある相手と言えるのじゃな。
■売却の現場で見る「頭金のリアル」
さて、売主側のおぬしにとっては、この頭金という言葉、
実は「売買交渉」の中でよく出てくる話なんじゃ。
・「自己資金をしっかり持っている方です」
・「頭金が1割入る予定なので、話が早いですよ」
・「ローン審査が不安な方なので、手付金は多めに…」
こうした話が、不動産会社とのやりとりで出てきたら、
「ふむふむ、これは本気の買主さんかのう」と、目を凝らして聞いておくことじゃ。
■かねぞうからのひとこと
売るというのは、ただ手放すことではない。
次に住む誰かに、暮らしのバトンを渡すことじゃ。
だからこそ、買ってくれる方の「姿勢」や「準備」はしっかり見ておいた方がええ。
その中でも、「頭金」というのは、
まさに“本気度”を測る指標のひとつじゃな。
■まとめじゃぞ
✔ 頭金とは、住宅購入の際にローンを使わず、自分のお金で払う最初の金額じゃ
✔ 物件価格の1〜2割が目安。多いほど信頼度は高いぞい
✔ 売主にとっては、買主の本気度を測る大事な材料になるんじゃ
✔ 売却を考えるおぬしも、相手の頭金の額や条件はしっかり確認しておくとよいぞ
静かな川の流れのように、
不動産のご縁も、穏やかに、しかし確かな流れの中で進めたいもんじゃ。
今日も、良きご縁がありますようにの。
かねぞう、またここで待っておるぞい。
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